父の死

2024年04月07日 04:18

最近また風邪を引いてしまった私です💦

花粉症なのか風邪なのか…
いつもの扁桃腺の腫れなのか…
更年期だからなのか…笑




昨日はカウンセリングに向かう途中に遅咲きの桜が目に留まりました🌸


桜って…癒されますよね〜😌✨




2月23日に父が他界してから、もう1ヶ月が過ぎたと思うと、月日の流れの早さを感じます。




癌を患ってから1回検査入院をしただけで、病院の先生から勧められた抗がん剤治療や手術も全て断った父。





自分はもう歳だから…
もう何も処置はいらないと。



病院ではなく家で死にたいと…ずっと言っていた父。




私の頑固なところは父譲りなのかもしれないですね😂





感情の起伏が激しく破天荒だった父。

正義感が強く不器用で、口下手で…

他人のために矢面に立つときもあった父。




子供の頃に姉と私に初日の出を見せようと朝早く連れだされたり笑


土手を散歩しながら食べられるせりを見つけに出かけたり…



お父さんこれは食べられる?

それは食べられるぞ…
それは食べられないな…



良い思い出も作ってくれた父。







太平洋戦争、第二次世界大戦が始まった年に生を享けた父です。



父親が軍人で、帰還した時には父が4歳。
父は生まれたときには既に祖父は戦争に行き、父は父親を知らなかったんですね…





下の妹や弟達が母乳が欲しくなった時間に、炭鉱で働く祖母のところまで連れて行って母乳を飲ませていたと聞いたことがありました。



父の生い立ちや経験…育ってきた背景は、当時の状況なども考えると、想像を絶する事も多々あったかもしれません。









こんなオヤジなんか知らない!!とずっと思ってきた私です。





カウンセリングに向かっている途中に、父がいつも通っていた眼科の前を通りました。



病院が目に入った瞬間、胸がギュッと苦しくなるような…
切ないような…
何故だか目に涙が滲んでいました。



父が亡くなったときは子供のように声をあげてわんわん泣いてしまった私です💦



もう亡くなっている父の手を私の手で握って持ち、私の頭をずっと撫でてもらいました。




本当はもっと父に甘えたかった…
もっと沢山話したり、コミュニケーションを取りたかったのかもしれないですね…



亡くなっている父を見ながら…本当にお疲れ様でしたと…心から父に伝える事ができました。







最後の最後に、1人の人の「死に方」を学ばせてくれた父…

父という存在の大きさを、父という存在を失ってから心から感じました。





お父さんは◯◯ちゃんが結婚するまで長生きするぞー!と話していた父です笑




唯一の孫娘の結婚式は参加できなかったけれど、父が可愛くて仕方がない孫娘と、娘の私のことが気がかりで天国に行けなくなったら可哀想ですね😅





お父さん、本当に、本当にお疲れ様でした。


安心してゆっくり休んでね✨


ありがとう。

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